元ボンクラ後継者|第0話
ボンクラ後継者が多いのは、個人のせいじゃない。
──それ、構造の話です。そして、僕もそうでした.
「なんかオレ、全然向いてない気がする」「親父みたいにできない」
「継いだはずなのに、毎日がしんどい」
…そんなふうに感じてる後継者、多いと思います。 でもそれ、あなただけじゃないんです。 そして、正直に言うと──
僕も、ボンクラでした。
私のボンクラ過去履歴書(一部公開)
- BtoB苦手(我慢強い営業が地獄)
- 訪問・キーマンに会うがほんとに苦手
- 「息子さんなのに…」という目が嫌い
- 人を信用しないくせに、強がってた
- 強がるくせに、内心は褒められたくて仕方なかった
合う仕事、合わない仕事なんてわかるわけない
自分で立ち上げた事業(BtoCのサービス)だけは、なぜかスムーズに動けた。
言葉も出るし、お客様の顔も浮かぶ。 でもそれ以外は、
「会社にいる=役割を演じる」だけだった。
で、ある日こう思いました。
「このまま”誰かの人生”を生き続けてたら、オレ潰れるな」そして調べたんです。
「後継者 しんどい」「息子 経営 自信ない」
「継ぎたくない 本音」 そしたら出てきたのが、**たくさんの”同じような人”**でした。
統計でも出てる「後継者ボンクラ構造」
- 約60%の後継者が「自分に自信がない」(中小企業庁)
- 後継者の約半数が「親との関係に葛藤がある」(某調査より)
- さらに、約4割が「やりたくて継いだわけではない」
「後継者ボンクラ」って、個人の問題じゃないんですよ。 それ、構造のせい。仕組みのせい。
ちゃんと”なりやすい背景”があるんです。
だからまず言いたい。
あんただけじゃない。そして、「それでも大丈夫」なんです。 「自分ってダメだな…」って思う前に、
まず、”仕組み”を知ってほしい。 そして、「自分らしさを取り戻すプロセス」がちゃんとあることを、知ってほしい。 僕がそうだったように、
“自分を辞めた”先に、”自分を生き直す”道があるから。