報われない社長シリーズ|第2話
✅ “社長なのに大変そうですね”という矛盾
「社長って儲かってるんでしょ?」
「自由そうでいいよね」
世間のイメージとは裏腹に、
実際の現場では、“社長が一番生活カツカツ”なんてザラ。
誰にも言えない。
でも、事実として苦しい。
そんな“声にならない本音”を、ここでは正直に出していい。
✅ 経営者=稼いでいる、という幻想
経営者=会社を回す責任者であって、
必ずしも「利益を取れている人」ではない。
特に小さな会社や再起途上の現場では、
- 社員の給料を払ったら、自分はゼロ
- 売上はあるのに、借金返済と仕入れで消える
- “月末の恐怖”が常につきまとう
という状態が続く。
それでも、“社長だから”と誰にも相談できない。
✅ 私も、「弁当買う金がない」社長だった
起業当初は車上生活、
「社長なのに昼食はコンビニのおにぎり1個」
「ガソリン代を入れるのに迷う日」
法人化して3年は養育費28万円がかなりきつかった。
実際の手取りは8万円、生活を切り詰めていた。
そんな時期が実際にあった。
でも誰にも言えない。
言えば“器が小さい”と思われそうで。
結果、孤独と羞恥がダブルで押し寄せる。
✅ 生活の苦しさは、努力不足ではなく“構造”の問題
本当は、もっと早く立て直せたかもしれない。
でも私は、「自分の責任だ」と思いすぎて、
人に頼ることも、仕組みを変えることも後回しにした。
経営者こそ、「自分だけで抱える構造」から抜け出すことが最優先。
あなたが今、苦しいのは、
「経営が悪いから」ですか?
それとも、「社長はこうあるべき」という
“孤独な構造”に自分を閉じ込めていませんか?
次回は、
**「数字が出ない自分は、無能なのか?」**へ🔥