「何から手をつければいいのか、分からない」
「全部が中途半端で、どれも本気になれない」
人生を立て直したい。だけど、どこから変えればいいのか分からない――。
実はその時に一番効果があるのが、“やること”ではなく“やらないこと”を決めることなんです。
ーなぜ「やらないこと」が効くのか?ー
これ、物理的な整理だけじゃなくて、心や人間関係でもまったく同じなんです。
私たちは、「変わらなきゃ」と思うと、
すぐに「何を始めればいいか?」に目を向けてしまいがちです。
でも実際は、“手放すこと”を先にしないと、新しいものは入ってこない。
ー自分も“やらないこと”から始めたー
私も、どん底にいた時、「やるべきこと」は山ほどありました。
でも、本当に最初にやったのは、“やらないことリスト”を作ることでした。
- 無理してつながる人付き合い
- 数字のためだけの投稿
- 心がついていかない新規事業
こういう「違和感」を一つずつ削っていくと、
不思議と“やるべきこと”が見えてきたんです。
ー捨てる勇気こそ、再起の第一歩ー
私たちはつい、周りに合わせて「頑張らなきゃ」と思いがちだけど、
本当の再起は、もっと静かで、率直な一歩から始まる。
「もうやめたい」「しんどい」と感じることに、正直になる。
それって、弱さじゃなくて、自分の命を守る知恵なんです。
今、あなたが「これはもう嫌だ」と感じること、ありますか?
それを、今日“やらないことリスト”にしてみてください。
たったそれだけで、人生は少し、静かに立ち直っていきます。
次回は、「心が潰れそうな人間関係をどう見直すか」について話します。