固定概念
生まれて物心ついた時、
すでに私たちは集団生活をしていきました。
皆と一緒によーいドン。
皆の中から評価される。
評価次第で道が決まる。
常に誰かと比べる癖が身につく。
そして、その中で「普通」を学ぶ。
同じにならないと変に思われる。
思われてはいけない。
そんな気がしてきた。
その方が楽に思えた。
親の思う自分でもいないと。
学校でも同じようにしていないと。
大人になると社会に出る。
よーいドン。
個性も性格も違うのに、
22才、3月までに内定を決めておく。
一斉に働く。
同級生と久しぶりの飲み会。
「いくらもらってる?」
比べ合う20代。
いつまでよーいドンをしていくのか。
意味がなかったと気付いたら30代半ば。
「このままで本当にいいのか?」
幸せにならないといけないものなのか。
幸せってなんなのだろうか。
何者かにならないといけないものだろうか。
もうそんなのは辞めてしまえ。
捨ててしまえ。
今の心に従え。
今を生きろ。
自分の思う最先端に行け。
自分の想いの最先端で見ろ。
世の中は全て逆だ。
裏から見ろ。
逆から見ろ。
苦労もずっと続かない。
いい時もずっと続かない。
愛も家族も永遠じゃない。
変えられない過去を引きずっても後悔。
まだ起きてもない将来を考えても不安になる。
大切なのは「今」。
だから今を生きよう。
集団はいらない。
集団から抜けろ。
集団は変わらない。
皆と一緒じゃなきゃ。は自分を殺す。
周囲の普通から抜け出そう。
今思ってるままでいい。
これまでの集団。
その中の普通。
固定概念という上塗りに気付け。
今の自分の想い、その最先端。
そこに答えがある。
そこは孤独じゃない。
戦略的孤立だ。
「今」を生きよう。

