やってしまう仕事が、天職になる。|第5話(最終話)
✅ 本業を辞めなくても、天職は始められる
「本業は続けているけど、気づいたら別の道に進んでいた」
「天職に出会ったけど、いきなりそっちに全振りはできない」
そんなふうに、“本業と天職のあいだ”にいる人たちが、今どんどん増えています。
実はそれ、すごく健全なステージなんです。
✅ 本業=生活を守る基盤/天職=自分が生きてる感覚
本業は、
- 社会の中で機能する役割
- 責任ある立場や関係性
- 安定や信用を守るための大事なもの
一方で天職は、
- 自分が“戻ってしまう”場所
- 疲れているのにやってしまうこと
- 誰かの役に立った時、心が揺れるもの
だから両方あっていい。
むしろ、その“あいだ”こそが本物の移行期間なんです。
✅ 私も「本業=建築業」をしながら、天職へと移ってきた
今も建築業の仕事をしている。
現場もある。数字もある。プレッシャーもある。
でも同時に、
「再起したい人の話を聞き、図で解き、言葉にして届ける」
この“再起プロデュース”を、無意識にやってしまっている。
どちらもウソじゃない。
ただ、“心が灯るのはどっちか”が、はっきりしてきた。
それが、自分にとっての天職だった。
✅ 無理に辞めなくていい。少しずつ“火のある方へ”進めばいい
本業は、ある意味“守り”。
天職は、“生き方”。
両方を知ってる人は、強い。
だからこそ、焦らずいこう。
- やってしまうことを、小さく発信してみる
- 無理なく続けられる場をつくってみる
- 誰かの役に立てた瞬間を、大切に覚えておく
それが、無理のない移行ルート=天職への再起線路になります。
あなたは今、
「生きるための仕事」をしてますか?
それとも「生きてると感じる仕事」がありますか?
両方あっていい。
でも、心が火を灯す方へ──
一歩ずつでいいから、進んでいこう。