継いでも早く手放したい後継者が多い理由
──「やりたい仕事」じゃなくて、「やらされてる人生」になっていませんか? 会社は継いだ。でも、なぜかずっと苦しかった。 「これでいいのか?」
「なんで毎日がこんなに重たいんだろう?」
そんな問いが、頭から離れないなんてこと。あると思います。
「継ぐ」と「生きる」が、噛み合ってなかった
気づけば、やってる仕事は親と同じでも、
生きてる感覚だけが、どんどん死んでいった。 自分で選んだはずなのに、
なんでこんなに”縛られてる感じ”がするんだろう。
「継いだあとの自由」なんて、どこにもなかった
- 結局は親のやり方に従うことが前提
- 「うちはこうだから」と過去に縛られる
- 自分の意見を言うと”否定”だと受け取られる
「これ、オレの会社じゃないな」って思うようになった。
そんな人は私だけではなく、
もはや後継者あるあるといっていいかもしれません。
自分の意思で”継いでない”と、人はいつか壊れる
私は起業してからでもわかりませんでした。でも起業して、失敗して、再起して本当に自分に問い直したんです。 「本当はどう働きたい?」
「誰のために、どんなスタイルで生きていきたい?」 その問いから、少しずつ自分に戻っていった。 後継者の方は継いだあとに、自分を取り戻す。
それもまた、ちゃんとした”再起”の形です。